【韓国自転車旅5】鳥嶺(セジェ)最大の難所を完走!無料キャンプ場?での野宿とトラブル対策徹底ガイド

TRIP

本編

韓国を網羅する広大な自転車専用道路を巡るロングライド旅。前日は言葉の壁に苦戦しながらも、格安ホテルでしっかりと体力を回復させました。

今回は、いよいよルート最大の難所と言われる峠越えに挑みます。道中での素敵なサイクリストとの出会いや、最高のロケーションを誇る無料キャンプ場での野宿、さらには海外自転車旅ならではの予期せぬ機材トラブルや食材選びの失敗談まで、私がリアルに体験したエピソードのすべてを余すことなくお届けします。この記事を読めば、韓国での自転車峠越えの心構えや、現地での買い出しの注意点がリアルに分かります。

1. 旅のリアル体験記

前夜に滞在したホテルは少し独特な香りが気になったものの、非常に快適に過ごせて疲れを癒やすことができました。翌朝、外に出ると辺り一面に霧が立ち込め、最低気温は7度とダウンジャケットが恋しくなるほどの肌寒さです。まずは32キロ先にある最初の目的地(認証センター)を目指し、朝一番のペダルを漕ぎ始めました。

韓国の道は、専用の自転車道に入ると非常に走りやすいのですが、一歩外れると歩道などの段差が激しく、スピードを出しているとリム打ちパンクを起こしかねないリスクがあります。また、台湾に比べると飲食店の難易度が高く、ガラスがミラー加工されていて店内の様子が見えなかったり、ハングル文字の張り紙だけでは何のお店か判断がつかなかったりするため、補給場所を探すのにも一苦労します。

そんな中、自転車道を走っていると素晴らしい出会いがありました。なんと少し日本語が話せる現地の韓国人サイクリストの方と意気投合。お互いに動画発信をしていることが分かり、おすすめのローカルキノコ料理店へ連れて行ってもらうことになりました。現地のローカルな食堂は自分一人では入る勇気が出なかったため、この偶然の出会いは本当に嬉しかったです。お互いのチャンネルを交換し、楽しいランチタイムを過ごしました。

食事を終えた後は、先駆者が保険で押しておいた方が良いとおすすめのオチョン自転車ロードのスタート?ゴール地点でスタンプ

引用Riverguide

本日いよいよ本日最大の試練である「最大の難所」の峠道へ突入します。約5キロにわたる過酷な上り坂が続き、自転車に乗って進むのは早々に諦めて、愛車を押して一歩一歩歩いて登ることにしました。

息を切らしながらトンネルの手前まで辿り着くと、そこがゴールの証である頂上でした。展望台から眼下に広がる絶景を見下ろした瞬間、これまでの疲れが吹き飛ぶほどの大きな達成感が込み上げてきます。頂上の認証センターで2つ目のスタンプを無事に押し、たい焼きアイスと青いゲータレードで自分へのご褒美をあげました。山頂で見かけた海外からのファミリー旅行者は、電動アシストなしの自転車で子供を乗せ、完走しており、そのパワフルさに圧倒されます。

峠を一気に下った後は、隣町にあるスーパーマーケットを発見。韓国の自動ラーメン調理器に比べて、5個セットの袋麺が約650円と格安で購入できるため、今夜のキャンプ飯用に買い出しを済ませました。

夕方、川沿いでテントを張っている人たちを見つけ、声をかけてみると野宿OKとのこと。なんと無料で利用でき、綺麗な水回りやトイレ、野宿初心者にはこれ以上ない最高のキャンプ場です。

嬉しくなってここで2連泊することに決め、初日はスーパーで買った焼きそば麺を調理。焦がしソースの味が全く辛くなく、日本に持ち帰りたいほど絶品でした。

しかし、2日目にトラブルが発生します。時間の余裕があったので自転車のメンテナンスをしていると、リアのブレーキパッドが緩んで片減りしているのを発見。早めに気づけたため事なきを得ましたが、旅先での機材チェックの重要性を痛感しました。

さらに、もう一つのトラブルが「食材選び」です。焼肉をしようとスーパーで謎の肉のパックを購入し、店員さんに「焼いて食べられますか?」とジェスチャーを交えて聞いたところ、「食べられない」と言われたものの、見た目が完全に肉だったため強行突破で焼いてみることに。しかし、火を入れると肉がどんどんボロボロに崩れてバラバラになってしまい、脂っぽすぎてとても食べられる状態ではありませんでした。豚肉の生焼けリスクも考慮して途中で断念し、結局は無難な袋麺でお腹を満たす結果に。現地での言葉の壁と食材選びの難しさを学んだ、忘れられない野宿の夜となりました。

結局このお肉はチャーシューで湯煎して食べるのが正解でした…

2. 【徹底ガイド】鳥嶺(セジェ)自転車道の歩き方

  • 見どころ: 鳥嶺(セジェ)ルートの一番の見どころは、過酷な峠道を登りきった頂上からの大パノラマです。視界を遮るもののない高所から、自分が登ってきた山道を振り返る景色は息をのむ美しさです。また、峠を下った先にある巨大な城門のような建造物や、整備された美しい川沿いの景色、無料キャンプ場など、アウトドア好きにはたまらないスポットが点在しています。
  • アクセス: 専用の自転車道がしっかりと整備されており、基本的には路面のブルーラインを追うことで迷わずに進めます。ただし、自転車道から一般道へ合流するポイントや市街地では、大きな段差やマナーの違いがあるため注意が必要です。
  • 所要時間: 峠の登り口から頂上までの約5キロの区間は、傾斜が非常にきついため、押し歩きも選択肢になってきます。荷物を満載した状態での押し歩きを含めると、峠越えだけで約1時間を要するため、前後の移動を含めて丸1日を費やす計画を立てるのがベストです。
  • 注意点:
    • 段差によるパンク: 韓国の一般道や歩道は日本に比べて段差が大きく、勢いよく突っ込むとリム打ちパンクを引き起こす可能性が非常に高くなります。走行時は常に路面に注意を払ってください。
    • 飲食店の見極め: 地方の飲食店はガラスに色が入っているミラーガラスが多く、店内の様子が外から一切見えません。ハングルが読めない場合は何のお店か判断が難しいため、事前に翻訳アプリを準備するか、ある程度の割り切りが必要です。
    • 言葉の壁と食材購入: 地元のスーパーで見た目だけで食材(特に生肉や加工肉)を購入すると、調理方法が全く異なり失敗する原因になります。店員さんのアドバイスにはしっかり耳を傾け、翻訳アプリでパッケージの裏面を確認することをお勧めします。
    • 自転車の定期メンテナンス: 長距離の峠越えや悪路を走った後は、振動でブレーキパッドなどのネジ類が緩むことがあります。走行前後の機材チェックは怠らないようにしましょう。

まとめ

鳥嶺(セジェ)の最大の難所を越える旅は、過酷な上り坂、現地サイクリストとの温かい出会い、最高の無料キャンプ場、そして謎の肉との戦いなど、自転車旅の醍醐味がすべて凝縮されたような日々となりました。

言葉が通じなくても、同じ道を走る仲間との絆や、現地の方の優しさに触れられるのはロングライドならではの魅力です。しっかりとした機材メンテナンスと防寒対策を整え、あなたもこの素晴らしい達成感を味わいに韓国の道を走ってみませんか?

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