本編
ついにこの日が来てしまいました。 明日の早朝6時半のフライトで日本へ帰国するため、今日は台北市内から桃園国際空港へと自走で向かい、そのまま空港で夜を明かす計画です。
天気も良く、膝の痛みや疲労感も不思議とありません。「いよいよ終わるんだな」という寂しさと達成感を胸に、最後のペダルを漕ぎ出しました。
1. 空港までのラストライド!道迷いと美しい桃園の街
台北から桃園空港までは約30〜40kmの道のり。走りやすい河川敷の自転車道(自転車公園)を使って向かいます。
- 橋の試練: 順調に走っていたものの、途中で川を渡る橋への上がり方が全く分からず大苦戦!「自転車専用ナビにしておけばよかった…」と後悔しつつも、なんとかルートを見つけて無事に車道へ合流できました。
- 桃園の近代的な街並み: 空港が近づき桃園の市街地に入ると、綺麗な高層マンションの建設ラッシュに驚かされました。
- 世界一美しい図書館?: 途中でひときわ目立つ、木目を基調とした超絶おしゃれな建物を発見。なんとここは「桃園市立図書館(新総館)」!中には蔦屋書店(TSUTAYA)やスターバックスも入っており、観光名所としても十分すぎるほどの素晴らしい空間でした。

2. ついにゴール!桃園国際空港に到着
午後3時、ついに桃園国際空港に到着しました! チェックイン開始は深夜3時半頃なので、なんとここから約12時間の「空港待機」が始まります(笑)。それでも、無事に自転車のパッキング(梱包)をする時間をたっぷり確保できたので一安心です。
最後に「環島0km地点」のモニュメント(ゴール)に行き忘れたことに気づきましたが、「まあいっか、また次に来る理由ができた!」とポジティブに締めくくることにしました。
3. 【旅の総括】45日間を振り返って
無事に空港へ辿り着いた今、この45日間の台湾自転車旅を振り返ってみます。
① 奇跡の「ノーパンク・無転倒」
この長旅で一番驚いているのが、「一度もパンクしなかったし、一度も転ばなかった」ということです。 替えのチューブやタイヤをたくさん持参し、リアタイヤは中古の状態でスタートしたにもかかわらず、ノートラブルで走り切れたのは奇跡に近いです。台湾の道に感謝!
② 天候に恵まれた旅
最低でも数日は大雨に降られることを覚悟していましたが、本格的な大雨を食らったのは台北での1日(第37の野柳〜台北区間)くらいでした。全体を通して非常に天候に恵まれ、快適なサイクリングを楽しめました。
③ 走りやすい道と、最高のグルメ
台湾は本当に自転車に優しい国でした。専用のサイクリングロードや、バイクレーンがしっかり整備されており、どこを走っても景色が綺麗。 そして何より、食べ物が全部美味しかった! 夜市の小吃からローカル食堂の麺料理、そして甘いフルーツまで、毎日限界までペダルを漕いだ体に最高のエネルギーをチャージしてくれました。
④ 言葉の壁と、これからの課題
旅の中でたくさんの優しい現地の人に出会いました。ただ、「もっと言葉が喋れたら、もっと深い交流ができたのに…」と悔しい思いをしたのも事実です。 次に海外を旅するときは、せめてもう少し英語(できれば中国語も!)を勉強してから来ようと固く心に誓いました。
最後に:台湾、本当にありがとう!
出発前は不安もありましたが、終わってみれば「最高に面白かった」の一言に尽きます。 美しい海、険しい山、活気ある街、そして温かい人々。45日間という長い時間をかけて、台湾という国の魅力を肌で感じることができました。
台湾一周を夢見ているサイクリストの皆さん、台湾は本当に素晴らしい環境が整っています。ぜひ挑戦してみてください!
これにて、私の台湾自転車旅の記録は完結です。
ありがとう、台湾!絶対また来ます!

