台中から彰化へ。鉄路のロマンと海辺の静寂を追いかける自転車旅

テント TRIP

本編

台中の街に別れを告げ、次なる目的地「彰化(ジャンホワ)」を目指してペダルを漕ぎ出しました。今回のルートは、約60〜70km。長い下り坂から始まる、軽快なリスタートです。

滞在したホテルを後にし、風を切って走る感覚はやはり格別。自転車旅の良さは、最低限の荷物で、身軽な体一つで景色に飛び込んでいけることだと再確認した朝でした。

彰化の至宝「扇形車庫」での予期せぬドラマ

この日のメインスポットは、彰化にある「扇形車庫」。 蒸気機関車などの車両を扇状に配置し、中央の回転台で方向転換させるという、鉄道ファンならずとも胸が熱くなる造形美を持つ歴史的建造物です。

しかし、旅には「まさか」がつきもの。13時からの開門をコンビニで待ちわびていたのですが、いざ到着してみると、まさかの月1回の定休日! 門の隙間から覗く、静まり返った車庫。あの独特の円形構造を間近で拝むことは叶いませんでしたが、これもまた「次に来る理由ができた」とポジティブに捉えることにしました。

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台湾の「民宿(B&B)」で味わうローカルな朝

宿泊したのは、ホテルというよりはアットホームな「民宿(B&B)」。 台湾の民宿はオーナー家族の温かさを感じられるのが魅力です。(B&Bはベット&ブレックファースト)

面白いのはその朝食スタイル。宿の中に食堂があるのではなく、近所の提携している朝ごはん屋さんの「クーポン券」をもらい、自分でそこまで食べに行くシステムです。 朝の静かな街を走り、Googleマップを頼りにたどり着いた店で、温かい豆乳とチキンバーガーを頬張る。 こうした何気ない時間が、ガイドブックに載っている観光地巡りよりも深く記憶に刻まれたりします。

マングローブの海を歩く「芳苑海空歩道」

彰化を抜けてさらに海沿いへと進むと、景色は一気に開放感を増していきます。国道17号線(環島1号線)と並走しながら見つけたのが、海の上にせり出した「芳苑海空歩道」。

見渡す限りの広大な湿原には、力強く根を張るマングローブの林が広がっています。ここは自転車を降り、ゆっくりと押し歩きながら進みました。足元には無数の小さなカニが顔を出し、遠くには巨大な風車がゆっくりと回っている。 自然のエネルギーと静寂が共存するその場所は、ただ走り抜けるだけでは決して出会えない、特別な癒やしの空間でした。

「サロンパス味」の衝撃と、再挑戦の海辺キャンプ

やっと見つけたファミマで見つけた「リンゴの炭酸飲料」で喉を潤すことに。

ところが、これが一口飲むと鼻に抜ける香りがまさに「サロンパス」! 台湾ではお馴染みの味ですが、初めて体験する人にはなかなかの衝撃です。昔、沖縄で飲んだ A&Wのルートビア を思い出しました。

夕暮れ時、今夜の目的地である海沿いの公園に到着しました。前回の野宿では寒さと虫に悩まされましたが、今回はそのリベンジ戦。

設営したテントの周りには静かな夜が訪れます。 水場もあり、程よく人の気配もある。前回の失敗を糧に、装備と場所を選び抜いた今回の野宿。風の音と野良犬が吠える声を聞きながら、明日への活力を蓄える?夜となりました(W)

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